1: みつを ★ 2019/11/26(火) 00:46:53.53 ID:rs/fuxq89
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191124-00314659-toyo-soci


ハサミムシの母の最期はあまりにも壮絶で尊い
11/24(日) 5:35配信

生きものたちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのだろう──。
老体に鞭打って花の蜜を集めるミツバチ、成虫としては1時間しか生きられないカゲロウなど生きものたちの奮闘と哀切を描いた『生き物の死にざま』から、ハサミムシの章を抜粋する。

 石をひっくり返してみると、ハサミムシがハサミを振り上げて威嚇(いかく)してくることがある。

 ハサミムシはその名のとおり、尾の先についた大きなハサミが特徴的である。

 昆虫の歴史をたどると、ハサミムシはかなり早い段階に出現した原始的な種類である。

 ゴキブリも「生きた化石」と呼ばれるほど原始的な昆虫の代表である。ゴキブリには、長く伸びた2本の尾毛が見られる。この尾毛は原始的な昆虫によく見られる特徴である。

 ハサミムシのハサミは、この2本の尾毛が発達したものと考えられている。ハサミムシは、サソリが毒針を振り上げるように、尾の先についたハサミを振りかざして、敵から身を守る。また、ダンゴムシや芋虫などの獲物を見つけるとハサミで獲物の動きをとめてゆっくりと食らいつく。

 石をひっくり返すと、石の下に身を潜めていたハサミムシが、いきなり明るくなったことに驚いて、あわてふためいて逃げ惑う。

 ところが、である。なかには逃げずに動かないハサミムシもいる。

■ハサミを振り上げ必死にわが子を守るハサミムシ
(リンク先に続きあり)

53: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:29:19.31 ID:SQbdN3Oq0
>>1
全部食べろよ勿体ない

104: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 02:38:24.44 ID:PKA9EJKK0
>>1
その最期を>>1に書けよ

134: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 04:34:08.27 ID:q1XYEn9w0
これ、種類によって違うようだね

>>1は、コブハサミムシ

オオハサミムシは、給餌するようだ

155: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 06:02:58.72 ID:jF8RRbTC0
>>1
最後まで読んだが、良い文章だったわ
最後の締め方が余韻を残してて良い



どんな思いで命を終えようとしているのだろうか。
立派に成長した子どもたちは石の下から這(は)い出て、それぞれの道へと進んでいくのである。

 石の下には母親の亡骸(なきがら)を残して。

5: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 00:51:11.44 ID:MmT74Ap80
no title

143: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 05:05:51.60 ID:Y3RUxcBv0
>>5
俺の知ってるのと違う

でけえ

6: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 00:51:35.92 ID:8Lm1Cz7T0
本能というか
機械的行動として組み込まれてる。
ただの呪いみたいなもんだな。

102: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 02:37:57.55 ID:8dDz2Zu00
>>6
プログラム走ってるロボットと変わり無いからな昆虫は
自らを尊い犠牲にしてるように見えるのは人間に感情があるからで
当の昆虫にしてみればそのようにプログラムされてるから
そのように動いているだけでしかないのよな

116: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 03:10:33.50 ID:lz/LUxdF0
>>102
人間も身体の作りに従って生きてるだけだからな…

10: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 00:54:01.31 ID:oKa6itYU0
親が死ぬまで寄生するお前ら引き籠もりニートに似た生き物だな

82: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 02:07:01.33 ID:nGKWz+b00
>>10
その後ちゃんと一個の生き物として独り立ちして子を産み、母親と子に食われて死んで行くんだから
ニートと一緒にするのは違うと思うけどな

11: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 00:54:18.97 ID:6K8kgt7/0
>石の下には母親の亡骸(なきがら)を残して。

亡骸残ってないのでは

50: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:28:02.54 ID:zD2edbI+0
>>11
ウンコに加工されて残ってるよ

15: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 00:57:05.70 ID:6K8kgt7/0
タコの母親も大変なんだよ
やっぱり酸素を送ったり守り通す
孵化するころ母親は疲れきって死ぬ

18: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:00:07.38 ID:kB+GqgHI0
>>15
最終的に若い雌に食われる

16: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 00:57:47.32 ID:E7v6TKvf0
昆虫って凄いよな
シンプルな行動原理のゆえの多様な生態や、精子を貯蔵したりするとんでもないテクノロジーの塊

33: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:12:56.34 ID:02yV9MFJ0
>>16
サナギの中で何が起きてるのか知った時にめちゃめちゃ衝撃受けたわ

19: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:01:16.34 ID:kkAotpP40
 しかし、母親の仕事はこれで終わりではない。ハサミムシの母親には、大切な儀式が残されている。
 ハサミムシは肉食で、小さな昆虫などを餌にしている。しかし、孵化(ふか)したばかりの小さな幼虫は獲物を獲ることができない。幼虫たちは、空腹に耐えながら、甘えてすがりつくかのように母親の体に集まっていく。
 これが儀式の最初である。
 いったい、何が始まろうとしているのだろうか。

■最期は自分の命と引き換えに…

 あろうことか、子どもたちは自分の母親の体を食べ始める。
 そして、子どもたちに襲われた母親は逃げるそぶりも見せない。むしろ子どもたちを慈(いつく)しむかのように、腹のやわらかい部分を差し出すのだ。母親が意図して腹を差し出すのかどうかはわからない。しかし、ハサミムシにはよく観察される行動である。
 何ということだろう。ハサミムシの母親は、卵からかえったわが子のために、自らの体を差し出すのである。
 そんな親の思いを知っているのだろうか。ハサミムシの子どもたちは先を争うように、母親の体を貪(むさぼ)り食う。
 残酷だと言えば、そのとおりかもしれない。しかし、幼い子どもたちは、何かを食べなければ飢えて死んでしまう。母親にしてみれば、それでは、何のために苦労をして卵を守ってきたのかわからない。
 母親は動くことなく、じっと子どもたちが自分を食べるのを見守っている。それでも、石をどければ疲れ切った体に残る力を振り絞って、ハサミを振り上げる。それが、ハサミムシの母親というものだ。
 母親は少しずつ少しずつ、体を失っていく。しかし、失われた体は、子どもたちの血となり肉となっていくのだ。
 遠ざかる意識の中で、彼女は何を思うのだろう。どんな思いで命を終えようとしているのだろうか。
 子育てをすることは、子どもを守ることのできる強い生き物だけに与えられた特権である。そして数ある昆虫の中でもハサミムシは、その特権を持っている幸せな生き物なのである。
 そんな幸せに包まれながらハサミムシは、果てていくのだろうか。
 子どもたちが母親を食べ尽くした頃、季節は春を迎える。そして、立派に成長した子どもたちは石の下から這(は)い出て、それぞれの道へと進んでいくのである。
 石の下には母親の亡骸(なきがら)を残して。

25: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:07:56.50 ID:HFchFCyH0
>遠ざかる意識の中で、彼女は何を思うのだろう。どんな思いで命を終えようとしているのだろうか。

昆虫は脳がないので何も考えてないよ
コンピューターのCPUといっしょ

55: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:32:58.42 ID:xERCZvnL0
>>25
だよね、古い脳(脳幹)がほとんどで大脳は無いに等しいので苦しくも痛くもない
春まで餌になるって事は、ほとんど失った体のまま生きているんだよね

67: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:44:33.05 ID:kkAotpP40
>>55
大学で隣の研究室だった先生が
生物の受けた刺激がどのように伝わるか、みたいな研究してるそうで

で、受けた刺激を処理する脳(神経節)の大小は別として
刺激自体は動物、昆虫、植物を問わず同様に伝わってるかも、という説があるそうな

31: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:12:40.50 ID:Sj5+e5Mi0
スズメバチとかも冬前に女王蜂残して巣ごと全員死んでしまうんだぞ
春になったら女王一匹で数匹の働き蜂用の巣を作って育ててっていうスタートするんだぞ

36: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:13:39.43 ID:eO5Ka+qN0
ミノムシ(ミノガ)のメスの一生も儚い
ミノムシはガの幼虫なので、ミノの中でサナギを経て成虫になり飛び立つが、飛ぶことができるのはオスだけ
メスは成虫になっても羽も足もない幼虫のような姿のまま、ミノの中で一生を過ごす
ミノガのオスはメスのミノにチ〇ポを突っ込んで交尾する
メスはミノの中で産卵して、そのまま生き絶える
つまりミノムシのメスはミノの中で一生を過ごし、オスのチ〇ポが来るのを待ち続けるのである

52: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:28:10.99 ID:h+Ah0hpP0
子供が親を食べるのはカバキコマチグモで知った

54: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:32:30.93 ID:luUM4S3L0
カマキリの方が壮絶だろ
自分を食わせるんだから

70: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:49:41.23 ID:Ez9eYpWc0
>>54
カマキリのメスが交尾でオスを食う
というのは習性じゃなくて動くオスを
餌と間違えて食ってしまう事があるだけ

59: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:34:05.10 ID:xIif05+k0
すぐ母親を取り上げて子供には食べられる餌を与え繁殖させる
これを何世代も続けたらやらなくなるのかな?

139: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 04:58:57.04 ID:9ZWxE1hk0
>>59
興味ある。
やってみてくれ

75: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 01:59:13.59 ID:QFpsKvhb0
人間以外の動物はそれが当たり前なんだろうな。
自分の肉を子供に分け与えて延々と生きながらえる。
人間くらいだろ、死んだあとに役にもたたない灰にして
いつまでも大事にしてるのは。

78: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 02:02:41.61 ID:Ez9eYpWc0
>>75
霊長類やゾウなどは人間のように
故人を偲べる知性と感性を
持っている可能性がある

90: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 02:15:47.18 ID:qAvr3s880
動物の世界に人間の価値観を当てはめるのはナンセンス

これだってハサミムシだから感動してるけど、年老いた親を子供が食べる民族が、もし発見されたとしたら『けしからん、今すぐ止めさせろ』ってなるんじゃない?

92: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 02:17:39.05 ID:gRXTk1A/0
前に住んでいたマンションの玄関の前にオオミズアオがいて最初はビビりながらもいつかいなくなるだろうと思って放っておいたんだが2、3日たっても居座ってるからほうきでつついてみたら羽の下に卵があって驚いたなあ。
あとで調べたら成虫になって二週間くらいしか生きれないのね。必死に卵を守ってたんだなあ。

106: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 02:41:21.07 ID:/QlpBzZO0
子供のときって容赦なく虫殺したよね
今では申し訳なく思ってる

124: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 03:37:51.19 ID:BE6bFFZt0
メスの方が大きいある種のクモは
小さい幼いメスを交尾できるようになるまで囲っとくとか
記事にあった通りタガメはオスが卵を守るが
飲まず食わずで守り体力が落ちているところに
交尾したメスとは別のメスが襲いかかり卵を剥ぎ落として
そのオスと交尾して卵を産む略奪愛とか
昆虫はなかなか修羅

136: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 04:36:57.00 ID:AF5O/l2U0
ハサミムシの種類にもよるかもしれないけど必ず食い殺すわけじゃないと思う
YOUTUBEに母が子供に普通に餌を運んでる動画もある
物語のラストとしてはこれでいいだろ

172: 名無しさん@1周年 2019/11/26(火) 06:53:43.47 ID:0f/M3HJV0
リンク先をぜひとも読んで欲しい
学術的にも興味深い