玉石混淆にゅうす

珠玉を求めて採掘中

    カテゴリ:自然 > 環境

    1: しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★ 2019/11/27(水) 00:52:20.64 ID:QxwSMI9W9
    ■北米、南米やヨーロッパにも、複数種のムール貝に同じがんを発見、最新研究

    はるか昔、北半球のどこかで、ムール貝の仲間であるキタノムラサキイガイ(Mytilus trossulus)が、白血病に似たがんにかかった。たった一つの細胞の変異から始まったがんは、増殖を繰り返し、貝類の血液にあたる血リンパに乗って体中に広がった。

     ここで意外なことが起こった。どういうわけか、がんが水を伝って他のキタノムラサキイガイに感染したのだ。新たな宿主の中でさらに増殖を繰り返したがん細胞は、次々と他の貝へ感染していった。

     さらに不思議なことに、がんの広がりはキタノムラサキイガイにとどまらなかった。フランスなどに生息するヨーロッパイガイ(Mytilus edulis)と、チリやアルゼンチンに生息するチリイガイ(Mytilus chilensis)の2種でも同じがんが発見されたのだ。この2種の生息域は、互いに地球の反対側と言っていいほど遠く離れている。

     この発見は、2019年11月5日付けで学術誌「eLife」に発表された。伝染性のがんに関する研究は近年増えており、今回の論文もその一つだ。

    「別の2種に伝染していたのは、なかなか驚きです」と話すのは、英ケンブリッジ大学で伝染性がんを研究するエリザベス・マーチソン氏だ。「同時に、危機感を抱かせる成果でもあります」。生態的な危機であると同時に、ムール貝は世界各国で好まれる食材だからだ。ただし、がんにかかった貝を食べると、人の健康に影響が及ぶという証拠は存在しない。

    ■伝染するがんが見つかる

     伝染性のがんの存在が確認されたのは、ここ数十年のこと。2種の陸生動物で見つかったのが最初だ。

     1つは、オーストラリアの絶滅危惧種タスマニアデビルにまん延する「デビル顔面腫瘍性疾患」。2006年に、これが伝染性のがんだとわかった。お互いの顔を噛むという、彼らにとってごく一般的な行動によって感染する。この疾患と、さらに別のよく似た伝染性がんによって、80%以上の個体が亡くなり、深刻な絶滅の危機に直面した。(参考記事:「絶滅危機のタスマニアデビル、「死の病」克服の兆し」)

     同じく2006年には、イヌがかかる「可移植性性器腫瘍(CTVT)」が、伝染性のがんだと確認された。他の伝染性がんと同じように、この疾患のがん細胞はすべてクローンであり、その起源は1万1000年前に生きていた1頭のイヌだという。

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    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/111200655/?rss

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    1: しじみ ★ 2019/11/22(金) 08:05:12.33 ID:P1XTawsa9
    ■恐竜時代に東アジアは南へ25度も移動した、急激に乾燥した要因に新説

    最初は気候変動による絶滅だと思われていた。今から1億6000万年以上前のジュラ紀、現在の中国東北部にあたる地域の涼しくて雨の多い森林では、奇妙な動物たちが地を這い、泳ぎ、空を飛んでいた。ところがその後、地質学的には一瞬とも言えるような短い期間に気温が上昇し、大地は干からびていった。水は失われ、生命も失われた。研究者たちは、このとき生態系が崩壊した原因を特定しようと奮闘してきたが、答えは見つかっていなかった。

     地質学の専門誌『Geology』に10月15日付けで発表された新しい論文で、変化したのは気候ではなく、この土地の地理的な位置であったとする新説が発表された。岩石に刻まれた古地磁気学な記録を調べると、1億7400万年前から1億5700万年前にかけ、この地域全体が南に25度も移動し、緑の森を高温乾燥帯へと変容させたことを示す証拠があったという。

     この変化は、地球の表面に近い地殻やマントルが大きく回転する、「真の極移動」と呼ばれる現象の一部である。

     問題の時期に、地球の表面とマントルがアフリカ西岸を貫く想像上の軸のまわりにぐるりと回転し、アジア大陸は大きく南に移動した、とするのが今回の説だ。

     これよりも小規模な真の極移動は地球の歴史を通じて何度も起きていて、一部の科学者は、今日も続いていると考えている。

    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/111800666/fig.jpg

    ■解明されていなかった東アジアの過去

     こうした回転によって、地表は大きな影響を受けるが、地球の磁場は基本的に影響を受けない。なぜなら地球の磁場は、地球表面から約2900kmの深さに位置する外核の、溶融した鉄とニッケルの流動によって生じるからだ。

     研究者は、地磁気に沿って整列した鉱物を分析することで、地球の込み入った過去を解き明かすことができる。堆積物が集まって凝固したり、溶岩が冷え固まって岩石になったりするとき、これらの鉱物はコンパスの針のように地磁気に沿って整列し、その地域が特定の時代に地球上のどこにあったかをスナップショットのように記録するからだ。

     米ラトガーズ大学とコロンビア大学に所属する古地磁気学者のデニス・ケント氏と、カナダ地質調査所の故エドワード・アービング氏は、火山岩の研究から、ジュラ紀に非常に大きな移動があった証拠を発見している。彼らが2010年に発表した論文は、1億6000万年前から1億4500万年前までの間に地球の表面が約30度も移動したことを示していた。

     その後の研究で、今日のアフリカ、北米、南米、中東から見つかった証拠により古地磁気記録の穴が埋まると、地球の表面全体がジュラ紀に大きく回転していたことがますます確実になっていった。けれども1カ所だけ、ほとんど動いていないように見える場所があった。モンゴル、中国、北朝鮮、韓国からなる東アジアブロックだ。

     今回の論文の共著者である米フロリダ大学の古地磁気学者ジョゼフ・メールト氏は、「東アジアブロックの緯度は、ジュラ紀にはほとんど動いていないように見えました」と言う。「これは乾燥化の事実と一致しません」

     メールト氏によると、問題の一部は幅広い時代の岩石サンプルを採取していなかったことにあるという。火山岩は磁北を忠実に記録するが、磁極は移動しているため、数千年分のデータを平均する必要があるのだ。

    続きはソースで

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    ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/111800666/

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    1: しじみ ★ 2019/11/11(月) 23:04:06.56 ID:rKylkHjh9
    ■増える人生最後の選択肢、液状に分解する方法や堆肥化も

    米国では過去4年で火葬が土葬を上回り、最も人気の葬送方法になったと、全米葬儀ディレクター協会が発表した。遺骨や遺灰を生まれ変わらせる独創的な方法もさかんに宣伝されている。プレスしてレコード盤にしたり、岩礁を造るのに利用したり、あるいは圧縮してダイヤモンドにしたりするのだ。

     火葬はまた、死体防腐処理(エンバーミング)と棺を使用する土葬よりも、環境に優しい選択肢として宣伝されることが多い。費用だけではなく環境への配慮が、火葬人気の一因なのかもしれない。

    「なかには、環境への配慮が理由の一つだという人もいます」と話すのは、米ワシントン州に本部を置く、人生最後の選択を支援する団体「ピープルズ・メモリアル・アソシエーション」の事務局長、ノラ・メンキン氏だ。

     確かに、遺体にホルムアルデヒドを詰め込んで、コンクリートで囲って埋葬するよりは、火葬の方が、環境に与える害は小さい。それでも負荷はある。火葬には大量の燃料が必要であり、年間数百万トンの二酸化炭素を排出している。このため、一部の環境保護論者は、火葬の仕方を考え直そうとしている。

     例えば米国の一般的な火葬では、「乗用車のガソリンタンクほぼ2つ分のエネルギーを消費し、温室効果ガスを排出します」と、メンキン氏は話す。「したがって、無害ではないのです」

    ■もっとクリーンな火葬へ

     火葬による環境負荷は、地域や方法によって変わる。インドでは、ヒンドゥー教の古くからの伝統により、近親者が死ぬと野外にまきを積んで火葬する。そのためには大量の木を伐採する必要があり、火葬は大気と河川を汚染する。

     こうした汚染を抑えようとする動きがある。非営利団体「モクシュダ・グリーン火葬システム」は、1992年以来、村々の葬儀で、従来よりも燃料効率の良い仕組みを利用できるようにしている。

     モクシュダが行う火葬では、まきで熱した金属製の台を使う。まきを積んで燃やす伝統的な方法よりも短時間で、必要な木も少なくて済む。灰でいっぱいになった台をどかし、遺体を載せた別の台と入れ替えれば、次の火葬に移るのも容易だ。

     現在、この設備はインド国内の9州約50カ所に広がっている。モクシュダの代表を務めるアンシュル・ガーグ氏によると、台1つで1日に45回ほどの火葬が可能という。まきの量も、従来は約400~500キロ使っていたのを、100~150キロに減らすことができたという。

    「まきの必要量は、おおむね従来の4分の1を下回っています」と、ガーグ氏。

    「伝統とは異なるこの方法に、反発がないわけではありません。しかし、1990年代に比べれば、人々はモクシュダのやり方に肯定的になっています」と、ガーグ氏は話す。事業を管理するチトラ・ケサルワニ氏によれば、インドでは15万を超す遺体がモクシュダの台を使用して火葬された。これにより、48万本以上の木を節約でき、川に流れ込む灰を約6万トン減らし、温室効果ガスの排出も6万トン削減した。

    「アフリカやアジアの国々からも、まきを使う火葬の環境負荷を小さくしたいという問い合わせが来ています」と、ガーグ氏は話す。

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    ■参考動画:ガンジス川:聖なる都市の火葬
    Cremation Fires Burn in Sacred City | The Ganges
    https://youtu.be/4Onm-YWITb0



    ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/110700644/

    hindus believe cremation on thebanks of the

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    1: しじみ ★ 2019/11/07(木) 12:12:14.63 ID:8BcsZJ5t9
    ■海氷から数多く検出されるマイクロプラスチック、空からも降ってくる

    ここは北極圏のグリーンランド海。ノルウェー極地研究所の研究者であるインゲボルグ・ハランガー氏は、氷の上でプラスチックを採取している。

     私たちはグリーンランド北東の浅い海岸に固着した「定着氷」の上に立っている。見渡すかぎり続く白く平らな氷の上には、氷が解けてできた青い水たまりとクモの巣のようなひび割れがあちこちに見える。

     ハランガー氏は、厚さ1メートルほどの氷にあけた穴をのぞき込み、氷の下の海水へホースを下ろす。調査チームのほかのメンバーはライフルを持って周辺をパトロールしている。ホッキョクグマが現れたら、近くの船に退避するためだ。ハランガー氏はポンプのスイッチを入れ、海水をろ過しはじめた。

     大都市から何百キロも離れたこの場所が、地球上で最悪レベルのプラスチック汚染地になっている。研究によると、この地域の海洋マイクロプラスチックの濃度は、有名な5カ所の海洋ごみベルトの濃度より高い。最近では、空気中のマイクロプラスチックが雪と混ざって極北に降り積もっているとする報告もあった。
     生態毒性学者であるハランガー氏は、合成物質が、氷のそばに暮らす生物たちに及ぼす影響を解明しようとしている。

    「氷にそれほど多くのプラスチックが含まれているというのが本当なら、氷の中や下にすむ生物は、海の中で最も汚染された場所にすんでいることになります」と彼女は言う。

    ■プラスチックは北へ

     ハランガー氏が研究を行っているグリーンランド東部と、ノルウェーのスバールバル諸島に挟まれたフラム海峡には、複数の海流が集まっている。最近の研究によると、この海峡で、海氷1リットルあたり1万2000個以上のマイクロプラスチック粒子が見つかっている。汚染された都市の沖に浮かぶマイクロプラスチック粒子に匹敵する密度だ。さらに、フラム海峡の海氷に積もった雪からは、1リットルあたり1万4000個ものマイクロプラスチック粒子が検出されている。

    フラム海峡だけではない。科学者たちは、カナダの北からシベリア沖まで、北極圏の広い範囲でマイクロプラスチックを確認し、その理由を明らかにしはじめている。北極海の海底のいくつかの場所で測定されたプラスチック粒子の数は世界最多レベルだったし、北極の動物の体からもプラスチックは見つかっている。なかでも多いのが鳥だ。フルマカモメはプラスチックを集める磁石のようになっている。

    「私たちが過去30年間に北極地方全域で調べてきたフルマカモメのすべての群れが、体内にプラスチックを含んでいました」と、カナダ野生生物局のジェン・プロベンシェル氏は言う。

    科学者の見積もりによると最大で毎年1270万トンものプラスチックごみが海に捨てられていて、海洋プラスチックごみは今や世界的な問題になっている。けれども北極の海では、マイクロプラスチックが多く集まっていることに加えて、過酷な環境や限られた食物網、近年の気候変動のため、動物たちが特に影響を受けやすい。

    「私たち人類は、この環境に生きる動物たちに、ますます多くのストレスをかけています」とハランガー氏は言う。彼女は北極地方の鳥やキツネがマイクロプラスチックにさらされる量や経路、影響を調べている。「これがとどめの一撃になる可能性もあります」

    ノルウェー極地研究所の研究砕氷船クロンプリンス・ハーコン号に戻ったハランガー氏と私は、簡単な実験をすることにした。まだ誰も歩いたことのない氷の上から解けた水を採取して、フィルターに引っかかったものを顕微鏡で観察するのだ。

     フィルターのあちこちに、マイクロプラスチックの定義に合う大きさの、赤や青や黒の物質が引っかかっていた。そのほとんどが化学繊維で、プラスチックの破片も少し混じっていた。

     北極のこうしたプラスチックは、どこから来て、どのようにして入り込んだのだろうか?

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    ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/110300639/

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    1: しじみ ★ 2019/11/07(木) 12:28:02.83 ID:8BcsZJ5t9
    ■CO2濃度と気温上昇で植物の水消費が増。人が多く住む中緯度地域で水不足の懸念

     今世紀末には、植物は今よりも多くの水を消費するようになる。結果、降水量が増えたとしても、北米、ヨーロッパ、中央アジアの人々が使える水は減ってしまうだろう――先日、学術誌「Nature Geoscience」に発表された最新研究の結論だ。

     植物は、水循環を調節する重要な因子だ。実に、地上から大気への水の移動の60パーセントを植物が担っている。今回の研究は、気候変動が水の循環という重要なサイクルに、さまざまな面で影響することを示している。

    「植物は大気にとって、ストローのような存在です。地上から大気への水の移動をつかさどっていると言っていいでしょう」。論文の主執筆者で、米ダートマス大学の気候地理学者、ジャスティン・マンキン氏はそう語る。

     このあと数十年で、二酸化炭素排出量が大幅に削減されない限り、世界の平均気温は4〜6℃上昇し、大気中のCO2濃度は今世紀末までに2倍に増加する。こうした「温室」環境では、栄養不足などを考慮しない場合、植物は爆発に増える可能性がある。「その分、人が使える水は減ることになる」とマンキン氏は言う。

     植物の成長に気候変動が与える影響には、次の3つが考えられる。まずは、CO2濃度が上昇すると、植物が光合成に要する水が減るとされる。これは十分に裏付けのある現象で、その結果、人間が利用できる土壌や河川の水は増えると考えられてきた。しかし、これとは逆の効果をもたらす2つ目の影響がある。それは、地球の気温が上昇すれば、植物の成長期間が長くなるため、その分、水を消費する期間が長くなって地上の水が少なくなる、というものだ。

     そして、3つ目の影響は、CO2濃度が上昇すると、光合成の作用が増幅されるというもの。これこそ、今回研究者が示したことだ。より暑く、CO2濃度が高い環境にある植物は、より大きく成長し、葉の数も増える。つまり、雨が降った際、濡れた葉の表面積が広くなり、蒸発する水も増えることを意味する。モデルを使ったシミュレーションでは、こうした葉からの蒸発の増加は、地下に吸収されずに流れる雨水や、土壌の水分量に大きく影響すると、マンキン氏は言う。

     マンキン氏のチームは、過去のデータを組み込んだ16種類の気候モデルを用いて、降水量、葉からの蒸発量、土壌からの蒸発量、葉面積指数、土壌水分など、様々な変数について、過去の条件をできるだけ正確に再現した。さらに、地表の気温やCO2濃度などの将来の気候に関する変数を加えることで、地球の水循環にどんな影響があるかを探った。

     暖かくCO2濃度の高い地域では、どこも現在より多くの水を植物が消費する。そして、大気に放たれた水は、高緯度地域や熱帯地域では、植物が成長のために消費した量を相殺する降水があるとマンキン氏らは予測している。

     つまり、このことは一方で、北米やヨーロッパ、中央アジアを含む中緯度地域で、河川の水量が減少することを示しているのだ。

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    ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/110600642/

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